暖房ボイラー

家庭用灯油ボイラーは長い間使っておりますと、湿気、ほこり、熱等の影響や使用の度合いにより
部品等が劣化して故障につながることがあります。
また安全性を損なって重大事故につながることもあります。
当社では年一回定期的に実施する継続定期点検と2~3年を目安に実施する通常点検を選ぶことができます。
点検後、1年以内にボイラー(ボイラー以外の機器は対象外)が故障した場合は点検保障として
部品代のみで修理させていただきます(部品供給が終了している部品が交換必要な場合は対象外です)。

セントラルヒーティング

不凍液をボイラーからパネルヒーター、床暖等に循環させているセントラルヒーティングでは
2~3年を目安に不凍液交換をお勧めしています。
不凍液には配管やパネルヒーター等の内部を錆びにくくする防錆剤が含まれていますが、
2年を経過してくるとそれ以降は徐々に劣化していきます。劣化しても使い続けていると内側から腐食して、
穴が開いてしまったり、錆等の異物がシステム内を循環し詰まってしまう事もあります。
また、点検等を実施しないで長期使用しているとパネルヒーター内部に空気の層が出来て
水が流れる音がしているのにそのまま使用、または空気により温まりが悪いまま使用してしまうと
内部の錆びの進行を早めてしまうことがあります
(特に密閉型のシステムではパネルヒーターが鉄製の場合は特に注意が必要です)。
不凍液交換時にはパネルヒーターエア抜き、ボイラーエア抜きも試運転時に実施して、
密閉型のシステムでは各部圧力調整も実施しますので、
セントラルヒーティングをお使いの場合はボイラー点検と一緒に実施する事をお勧めいたします。

換気暖房

換気暖房システムも温水暖房ユニットや補助のパネルヒーター、ファンコンベクター、
床暖房等には不凍液を循環させていますので、不凍液交換はセントラルヒーティングと同様です。
換気暖房ではロスナイ換気ユニット、温水暖房ユニット内部にフィルターがありますので、
洗浄や清掃を定期的に行う事をお勧めしております。
フィルターの清掃をしないで長期使用していますと、
ロスナイ換気ユニットでは換気の風量が低下して結露が起きやすくなったり、
温水暖房ユニットでも風量が低下して家全体が寒く感じるようになり、
送風の効率も落ちてしまいますのでランニングコストが増加してしまいます。
清掃の仕方がわからない、清掃する事がわからない等ご自分で行うことが困難な場合は
当社にご相談ください。
また、三菱製の床置換気暖房ユニット(VL-1000HF、VL-803HCF、VL-905HCF、VL-1005HCF)では
定期的にフィルター清掃をしていても暖房の利きが悪い、冷房の利きが悪いと感じた時は、
内部ラジエーターの分解清掃を実施すると改善される事がありますので、気になる事が御座いましたらお気軽にご相談ください。

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